
Wedding Ceremony and Party at ISHIGAKI
プライベートビーチと広大なガーデンのあるヴィラを貸し切りにしてご家族だけで過ごす特別な時間。
「この日だから素直になれた」と心通うあたたかいウェディングセレモニー。

WEDDING CONCEPT
「こたえあわせ」
誰かのための正解を生きようとして
自分だけのこたえを探して
そんなことから逃げたくなったときも
覚悟して 乗り越えてきた過去も
これまでの全てが きっと正解だった
だって そうして出会えた大切な人がいて
今ここにふたりでいられてるから
あのときどんな気持ちだったのか
向き合えなくて 伝えられなくて
かわせなかった言葉や心
胸にしまってきた想いを 合わせて
誰かのためじゃなくて
これからのふたりの未来がこたえになるから
自分だけのために
ふたりだけのために
REPORT
お二人との出会いと背景
以前、ウェディングフォトのプロデュースをした、新郎様の弟様からのご紹介での出会い。
当初、目立つのは恥ずかしいし、派手な結婚式はしたくないけれど…とウェディングフォト撮影のお問合せをくださいました。
お話を伺う中で、ご家族との関係性やお二人の気持ちから、節目として挙式の時間を設けることで伝えられることや叶えられることがあるのではないか?とご提案させていただいたウェディングセレモニーの時間。
いつしか家族へ素直な気持ちを伝えることがなくなったし、全員が集まる機会もほとんどなくなってしまったからこそ、
家族だけでゆったり過ごせるプライベートな空間で挙式と食事会を行うことになりました。






親子の時間
長男で厳しく育てられたという新郎様。
「親御様に褒められたい」幼少期はそれが原動力だったそう。
成長するにつれて距離ができて、実家に帰ることも少なくなった。
本当は伝えたい気持ちがたくさんありながらも、心の奥の気持ちは話さないままでした。
一人娘で大切に育てられた新婦様。
大切に想ってくれているからこそ、新郎様との結婚を反対された過去がありました。
そのときの自分の気持ちと、幸せを願ってくれている親御様の気持ちは胸において、これからは新郎様と二人で歩んでいくのだという覚悟がありました。
お二人とも、親御様へ本当の気持ちを面と向かって伝える機会はなかなか取れずにいました。
そんなお二人に、挙式の前に親御様との時間をつくれるよう、それぞれ親子3名でのお時間をご提案。
上手く話すこと、感動の演出をつくることが目的ではなく、ただ目を合わせて、心を合わせて、今の二人の姿を伝えていただけるようにとご提案したこの時間。
少し照れながらも面と向かい、言葉を交わすことで、二人の、親子の節目の時間となりました。
お父様とお母様に最後のお支度を整えてもらった新郎様の入場。
「しっかり頑張れよ」「幸せになってね」
そんな親御様の想いが込められていました。
家族のためにお仕事を頑張ってくれたという新婦お父様と、いつも大切に想ってくれたお母様。
口数は多くないけれど、ぎゅっと強く握って引き渡されたその手に、お父様の気持ちが表れているようでした。
これからは二人で、二人の未来をつくっていく、
その姿を皆様に見守っていただく挙式。












挙式
結婚の反対があって一度距離を置いていた期間があったお二人。
そのときに新郎様から贈られたお手紙が、新婦様の心の中にずっと残っていたのだそう。
そんなお話を伺って、挙式ではお互いと、家族に対してのお手紙を。
「付き合い始めたきからずっと、変わらずまっすぐ愛を伝えてくれて、大切にしてくれて本当にありがとう」
「これからも二人で手を取り合って明るい未来を築いていこうね」
「生まれも育ちも違う僕たちですが、家族を愛する気持ちは同じです」
はっきりと伝える新郎様と、恥ずかしがりながらも言葉にしてくださった新婦様。
お打合せの中で「新郎様と一緒にいるときの自分が好き」そんな風にお話されながら可愛らしく笑う新婦様を見たとき、新郎様の横で幸せそうに笑う姿を見て、親御様やご家族に安心していただけたらと考えました。
未来につながる時間
両家の親族が集まるのもほとんど初めてで、ご自身の家族が集まるのも久しぶりの機会。
挙式後からは和やかにリラックスして家族の時間を楽しんでいただきました。
家族という近い存在だからこそ、伝え合えない気持ちや想いを交換していただけるようにと、「それぞれの方から見た新郎新婦様はどんな人か」をスピーチしていただきました。
あのときどんな気持ちだったのか?
向き合えなくて、少しだけ後悔していた気持ちや、普段は聞けないような思いをそれぞれ皆様から聞いて、空白になっていた時間や心が合わせられた時間に。
そして、新郎家の皆様からは「新婦様の素敵なところ」、新婦家の皆様からは「新郎様の素敵なところ」をそれぞれが自然にお話してくださり、お互いの存在を認めてもらっていることが伝わりました。
お二人のこれからの未来につながる言葉になっていたら嬉しく思います。







